これから韓国の留学を考えている方にとって、『住むところ』はとても重要。
留学を考えている方はきっと色々と悩まれているのではないでしょうか?
私は、韓国の留学生活ではワンルームに住んでいましたので、留学生が住めるワンルームとはどんな感じなのか、一つの参考として見ていただければと思います。
私が住んでいたワンルーム
私は留学会社さんを通して留学をしました。
留学会社さんによっても色々とあるかと思いますが、私が契約した会社さんでは、下宿、コシウォン・コシテル、ワンルームを選ぶことができました。
それぞれにメリットとデメリットがあり、自分の理想の留学生活のスタイルによって選ばれると良いと思いますが、私は、トイレ、お風呂、台所などは共同ではなく専有が良いと思っていたので、少しお値段は高くなりますが「ワンルーム」を選択しました。
ワンルームの基本情報
早速、私が住んでいたワンルームの基本情報を紹介していきます。
- ソウル新村 地下鉄駅から徒歩5分の立地
- 近くにマート、ダイソー、デパートなどがあり買い物が便利
- 4階建てアパートの3階(1階は半地下なので感覚的には2階)
- トイレ、シャワー(浴槽はなし)
- IHコンロ(2口)
- 家具家電付き
- 家賃3ヶ月で28万(1ヶ月9万程度)
- 光熱水費は3ヶ月で3万(ただしこれを超える場合は追加徴収あり)
- 管理人さんは常駐ではなく呼ぶと来てくれるスタイル
列記するとこんな感じでしょうか。
ちなみに、留学会社さんが契約しているワンルームはいくつかあるようですが、どのワンルームになるかは選ぶことができませんでした。通う語学堂の場所や空き状況に応じて決められて留学の数週間前に住所だけお知らせいただくスタイルでした。
なので、事前にワンルームの下見をすることはできず、どんな部屋なのかもわからず、当日初めて部屋を見るという形なので、正直不安が大きかったです。
ワンルームのお部屋の中は?
実際にお部屋の中はどのような感じになっているのでしょうか?気になりますよね。私も留学前とても気になっていました。
通常は入居者が家具、家電、寝具類等を準備しますが、私は留学会社さんを通していたので、家具、家電、寝具類が始めから揃っていました。
借りるお部屋によって全く違うと思いますが、留学生活をイメージすることができると思いますので、私の場合の参考として紹介していきます。
設備
- テレビ
- 洗濯機(ドラム式)
- 冷蔵庫(ホテルにあるくらいの大きさ)
- エアコン
- 暖房(オンドル)
- wi-fi
- 電子レンジ
- ベッド(寝具付き)
- 机
- 椅子
- クローゼット
- 鍋、フライパンなどの調理器具
- 茶碗や箸などの食器
以上のように、生活するの必要な設備はほとんど揃っていました。家電などは日本で使っていたものと機種が異なるので当然慣れるまでは色々と大変な部分もありましたが、基本的には全てが揃っていて、部屋に入ってすぐに普通に生活できました。
ただ、広さはかなり狭かったです。写真を見ていただけるとわかりますが、机とベッドの間で7~8日用のスーツケースを辛うじて広げられるサイズです。
冷蔵庫は付いていましたが、ホテルについているような大きさの冷蔵庫でした。飲み物とちょっとしたものを入れたらすぐにいっぱいになってしまう……。でも、一人暮らしだったのでそこまでまとめ買いもしないですし、必要な物は必要な時に買うスタイルでやっていたので、特に問題ありませんでした!
トイレとお風呂については、また別の記事でご紹介したいと思いますが、基本的にトイレと洗面台が一緒になっているユニットバス。浴槽はありません。写真のように洗面台の上にシャワーが付いているのでここでシャワーを浴びる形になります。最初は慣れないので苦労しますが、だんだんと慣れてきますよ。
設備おまけ
オフィシャルには上記の設備のみなのですが、私の契約していたワンルームは、日本人の留学生が使っていた部屋でしたので、前の住人が置いてくれたものがたくさんありました。
留学会社さんからも「前の方が置いていった物なのでよかったら使ってください。いらなければ捨ててください。」と言われました。
- 有料ゴミ袋(これはめちゃくちゃ助かりました)
- シャンプー・リンス
- 洗剤
- 衣類用洗剤・柔軟剤
- 醤油、油、塩などの調味料(日本人なんだなとわかる物たち)
- 洗濯物干し(これも助かりました!)
- 殺虫剤(これを見た瞬間、この部屋『G』出るのか!とショックだった)
- 各種掃除用洗剤
見知らぬ人の使いかけの物を使うのは抵抗がある方も多いかと思いますが、渡航後すぐに用意しなければと思っていた物がほとんど揃っていたので、個人的にはとても助かりました。日本人女性が使っていた部屋なのでそこまで抵抗感なく使えました。
抵抗がある方も多いと思いますので、嫌な場合は処分をおすすめします。
家賃について
基本情報のところでも書きましたが、家賃は3ヶ月で28万円でした。
ワンルームで1ヶ月9万円はとても高いように感じます。私は札幌市出身なので4~6万円で1LDKくらいの広さの部屋には住めるので最初は衝撃的でとても高いと感じました。
ただ、この後自分でワンルームの部屋を調べたり、周りの人の話を聞くと、この立地条件では妥当な金額だったようです。
やはり、地下鉄駅から近ければ近いほど家賃は高くなりますし、周りにマートやデパートなどの施設が充実しているのも家賃が高くなる要件のようです。
韓国では個人でワンルームを契約する場合は、1年から2年の長期契約が基本のため、1年という短期間で借りられるのは難しいのです。そのため、留学会社さんを通して契約することで半年~1年という短期でも借りることが可能となっているようです。
そして、本来韓国でワンルームを契約する場合は、保証金というようにある程度まとまったお金を先に支払って、契約終了後その金額が戻ってい来るという賃貸のシステムが一般的です。この保証金は数十万するようで、この保証金がない代わりに1ヶ月の賃料が割高になっているのだと後々知りました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コシウォンやコシテル、下宿に比べると圧倒的に家賃が高いのですが、プライベート空間をしっかりと守れるという点ではワンルームはピカイチでした。それでも最初は家賃が高すぎるかと思い別の部屋に引っ越すことも考えていましたが、調べていくうちに立地条件や周りの環境などを考えると妥当なんだと腑に落ちました。
部屋の狭さも最初は気になっていましたが、住めば都で、だんだんと自分の部屋になりこじんまりしているのが逆に良いと感じるようになりました。
韓国のワンルームってどんな感じなんだろうと思っている皆さんに少しでも参考になれば嬉しいです。